盛岡八幡宮

岩手県盛岡市に鎮座しています

盛岡八幡宮です。

盛岡八幡宮

御祭神 

品陀和気命

由緒

康平五年(1062)、

陸奥鎮守府将軍源頼義・義家親子が

奥州阿倍一族平定のため、

山城国男山八幡大神を

不来方の丘陵地(現盛岡城跡公園)に勧請し

必勝武運を祈願しました。

後に鳩森八幡宮と呼ばれ、

盛岡八幡宮の始まりとなります。

治承四年(1180)、

初代南部光行公は源義経討伐の為、

南部の荘(山梨県)より参陣し軍功を立てました。

そして糠部五郡を拝領し三戸城に居城、

八幡大神を祀ります(現・櫛引八幡宮)。

二十六代・南部信直公(1546~1599)が

不来方城(盛岡城の前身)を築城、

城内に鳩森八幡宮を祀り

領内の鎮護の神としたために

一般庶民の参詣は出来なくなります。

寛文十一年(1671)、

二十九代・南部重信公は

現在地に新八幡宮の造営を始め、

延宝八年(1680)に完成させました。

爾来、

新八幡宮は一般庶民の崇敬を集めます。

明治時代になると廃藩置県により

盛岡城は主を失い、

鳩森八幡宮の祭祀執行が無くなりました。

明治五年(1872)、

鳩森八幡宮の御霊代が新八幡宮に鎮座。

現在の盛岡八幡宮になります。

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