天麟院
宮城県松島町にあります
天麟院です。
瑞雲峰天麟院
宗派 臨済宗妙心寺派
ご本尊 釈迦牟尼仏
札所本尊 いろは観音(聖観世音菩薩)
三陸三十三観音霊場 第二番札所
由緒
伊達政宗公の正室・愛姫(めごひめ)
との間に生まれた娘・五郎八姫
(いろはひめ)の菩提寺です。
創建年等詳細は分かりませんでした。
*五郎八姫(1594~1661)
天麟院は陽徳院や円通寺と並び、
松島の三霊廟に数えられています。
徳川家康公の政略により
五郎八姫は家康公の六男、
松平忠輝公の正室となりました。
(忠輝公は越後高田初代藩主)
忠輝公は家康公の攻略方法に反発を強め、
大坂夏の陣遅参などにより
高田六十五万石を取り上げられてしまいます。
そして五郎八姫は離縁され、
仙台に戻り仏門に入りました。
政宗公は不幸な娘に同情して
娘の信仰生活を全面的に支援したと
伝えられます。
境内にて。
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