善知鳥神社
青森県青森市に鎮座しています
善知鳥神社です。
善知鳥神社、拝殿です。
御祭神
市杵嶋姫神、多紀理姫神、多岐都姫神
合祀
天照大御神和魂、倉稲魂命、海津美神
由緒
第十九代允恭天皇の御世(412~453)、
善知鳥中納言安方さまが北国の夷人 、
山海の悪鬼を誅罰平定し
此の地を治めます。
そして日本の総主祭神
天照坐皇大御神の御子・宗像参女神を、
奥州陸奥之国外ヶ浜鎮護として祀りました。
これが善知鳥神社の始まりと伝えられます。
その後に善知鳥中納言安方さまは 、
人々に漁業と耕作を教え
辺り一帯を発展させました。
その為にこの地は、
青森発祥の地とされています。
善知鳥・善知鳥神社に関する句
『子を思う 涙の雨の 笠の上に
かかるもわびし やすかたの鳥』
西行法師
『みちのくの 外ヶ浜なる 呼子鳥
鳴くなる声は うとうやすかた』
藤原定家
『長閑しな 外ヶ浜風 鳥すらも
世を安方と うたふ声して』
『うちなびく たむけのぬきも ふりはへて
こうごうしくも 見ゆるみず垣』
菅江真澄
『みちのくの 善知鳥の宮の 小町草』
増田手古奈
『夏雨の 青々と降る 古端渓』
宮川翆雨
『名月や 鶴脛(つるはぎ)高き 遠干潟』
松尾芭蕉
境内にて。
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