当古寺
鷲尾山当古寺
宗派 浄土宗
ご本尊 阿弥陀如来
津軽八十八ヵ所霊場 第二十四番札所
由緒
元和七年(1621)、
摂州大阪の商人・唐金屋金四郎氏が
阿弥陀如来立像を積み蝦夷に渡ろうとしますが、
海が荒れ狂い野内の地に船を着けます。
その後何度も蝦夷へ渡ろうとしますが、
その度に海は荒れ
蝦夷に渡る事は出来ませんでした。
金四郎氏は蝦夷へ渡れないのは、
天が阿弥陀如来像を
動かすのを怒っているからと考えます。
そして野内の地に如来像を安置、
祀るようになりました。
明暦三年(1657)、
旅の助給僧がこの地に訪れ、
阿弥陀如来立像をご本尊に
野内庵を開きます。
明治時代、
野内庵は歴史的に古い事から、
当古庵と改称されました。
昭和二十三年(1948)、
寺号公称が認証され
大本山増上寺より開山号が授与、
鷲尾山当古寺と改称されます。
『あけぼしの
いでぬるかたの
のないでら
くらきまよひは
まつのひかりに』
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