西光寺

行岳山西光寺

宗派 浄土宗

ご本尊 阿弥陀如来

津軽八十八ヵ所霊場 第四十四番札所

由緒

正治二年(1200)、

法然上人の直弟子・金光上人は

師の命を受け、

みちのくの地へ

念仏行脚の旅に出ます。

真似牛村(仙台市近郊)に宿泊した時、

阿弥陀如来より

外ヶ浜で再び会う事を告げられました。

承元四年(1210)、

金光上人は外ヶ浜に辿り着き、

蓬田村の川から

阿弥陀如来像を引き揚げます。

そして上人は迫害を受けながらも

この地で念仏を布教しました。


建保五年(1218)、

上人は六十三歳で往生を遂げ、

最後に庵を結んだ北中野の地に

西光寺が建立されます。

慶安三年(1649)、

弘前に新寺町が形成され、

西光寺も新寺町に移転。

明治四年(1871)、

神仏分離令により、

西福寺に合併されます。

明治十九年(1886)、

浄財を集めて再建されました。

『のをもすぎ

やまじぢにむこう

さいこうじ

ほとけのちかひ

たのまぬはなし』

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