天徳寺
大福山無尽蔵院天徳寺
宗派 浄土宗
ご本尊 阿弥陀如来
津軽八十八ヵ所霊場 第四十五番札所
由緒
天文・弘治年間(1532~1558)、
田舎館村に創建されました。
創建当時は臨済宗寺院です。
天正十三年(1585)、
津軽藩祖・為信公が田舎館城を攻略、
城主・千徳掃部政武公は
三百名の家臣と共に討ち死にしました。
落城と共に天徳院も荒廃します。
この当時に布教に訪れていた
磐城(福島県いわき市)・
専称寺十二世良性上人の弟子、
良心上人が天徳寺を
浄土宗名越派に改宗・再興しました。
その後、
大浦に移転となります。
慶長十六年(1611)、
弘前城築城後に寺町に移転。
慶安二年(1649)、
寺町の大火で焼失します。
翌三年(1650)、
他の寺院と共に新寺町に移転しました。
『はなをみて
いまはのぞみも
てんとくじ
ただまろかれと
いのるなりけり』
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