法眼寺
宝厳山法眼寺
宗派 黄檗宗
ご本尊 大日如来
札所本尊 十一面観世音菩薩
津軽三十三観音霊場 第二十六番札所
津軽八十八ヵ所霊場 第二十九番札所
由緒
延宝七年(1679)、
南宗元頓禅師が温湯村に開山しました。
元禄四年(1691)、
現在地に移転を許され、
豪家の加藤官兵衛氏が施主となって開基。
翌・元禄五年(1692)、
伽藍が建立されます。
寛保二年(1742)、
火災により焼失。
宝暦九年(1759)と明和三年(1766)、
大地震で倒れます。
明和六年(1769)、
現在の本堂が再建されました。
江戸時代(1608~1868)、
近くの神明宮境内に黒石観音堂が、
観音霊場・第二十六番札所として
鎮座していました。
ご本尊は十一面観世音菩薩。
明治二年(1869)に大火により焼失。
その後は神明宮のみ再建されます。
廃仏毀釈の為に
観音霊場巡りは途絶えていたので、
観音堂は再建されませんでした。
明治末期から大正にかけて
再び霊場巡りの気運が高まり、
法眼寺が津軽三十三観音霊場・
第二十六番札所に 選ばれます。
*津軽八十八ヵ所霊場が作られたのは、
昭和になってからです。
『後の世を
願う心は
軽くとも
仏の誓い
重き黒石』
津軽三十三観音霊場 御詠歌
『みはくだけ
かばねはのべに
さらすとも
のりのみちをば
わすれまいぞや』
津軽八十八ヵ所霊場 御詠歌
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