薬師寺
琉璃山薬師寺
宗派 黄檗宗
ご本尊 釈迦如来
津軽八十八ヵ所霊場 第三十番札所
津軽三十三観音霊場 第二十七番札所 白山姫神社・御朱印所
由緒
慶長十四年(1609)、
花山院忠長卿が後陽成天皇の女官と
密通した罪により、
北海道に流罪となります。
慶長十九年(1614)、
減刑の恩恵により津軽に移され、
許されるまでの22年間を
黒石などの津軽地方で暮らしました。
寛永元年(1624)、
花山院忠長卿の霊夢により、
薬師堂に薬師如来が安置されます。
延宝七年(1680)、
藤崎出身の宗蓮さまが薬師堂の傍らに、
津軽初の黄檗宗の道場を開きました。
そして黒石二代藩主・信敏公より、
宝厳山法眼寺の寺号を賜ります。
元禄四年(1691)、
二世・南宗元頓和尚が
黒石に寺院を移転、
薬師堂はそのまま残りました。
亨保九年(1724)、
津軽五代藩主・信寿公より
琉璃山薬師寺の寺号を賜り再興、
現在に到ります。
『ゆあみして
こころもみをも
きよめつつ
るりのせかいに
あそぶうれしさ』
0コメント